2011年12月9日金曜日

勉強と睡眠の関係

只今、兄ちゃん期末の真っただ中。
うちの治療院のTさんも、卒試の真っただ中。
毎日遅くまで勉強ご苦労様です。

やることが多くて、覚えることが多くて。
寝る間も惜しんで、勉強、勉強。
だけど、うちの兄ちゃんは、試験の日は、寝るのが早いんです。
下手すると、いつもより早い。
それで、聞いてみたんです。
「テスト前なのに、何でそんなに早く寝るの?勉強ちゃんとやってるの?」って。
そうしたら、
「睡眠不足は、記憶力低下の最大要因だからね。
それに一日3時間暗記するより、1日30分を6日やった方がずっと覚えているもの。」だって。

「へ~!!」でした。
そりゃ、遅くまでやっても効率よくないのはわかっているけれど、
私なんかは気持ち的に、ギリギリまでやらないと落ち着かなかったけれど、
「私とは違うんだなぁ・・・ちゃんと考えてんだ。」って、感心しちゃいました。

たしかに、夜は寝るもの。寝るという行為は、何もしないのではありません。
夜は身体を休ませ、疲れや体調の不具合など、身体に起こった問題を解決します。
寝ている間に、翌日活動するためのエネルギーを身体に蓄え、翌日ベストな状態で迎えるために身体を整えているのです。

その時間を、無理矢理起きて勉強するのは、確かに疲労の蓄積で、脳の機能が低下して、記憶力が低下するし、
そのうえ、メンテナンスの時間を割いているわけなので、翌日の為の準備もやりきることができません。
当然脳はメンテナンス時間もフル活動している訳ですから、エネルギーも不足します。

また、食べ物を消化するのには、大変なエネルギーを必要とします。
消化している間は、エネルギーはフル活動でお腹を巡ります。
それなのに、夜遅くに夜食など口にしたり、夕食を遅くにとると、その分エネルギーはお腹に集中されるので、頭は回りません。
そして、寝ている間は、そのおなかの修復も行います。それなのに、食べたものがお腹の中に残っていたら、
その分の時間を消化に回されてしまい、メンテナンスも十分でないので、翌日、エネルギーを作り出しきれなくなります。
すると、またエネルギーの不足により、脳の機能低下を引き起こす・・・。

夜は潔く寝る。
これが、テストをうまく乗り切る近道なのかもしれません。
  
・・・これで結果が出ればね。
頼みますよ。
後で「あれ?」なんて言わないでね。

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