2012年6月1日金曜日

断捨離

6月になりました。
6月は衣替えの季節。
・・・と言っても、最近はもう5月から暑くなるので、それより前に衣替えをしないと、着る服がなくなってしまいます。
例年我が家では、着る服がなくなってドタバタと衣替えを済ませるのですが、
今年は思い立って、天気の良い日を選んで一気に衣替え済ませました。

何を思い立ったかというと、「いらない洋服の処分」です。
いわゆる、最近流行りの「断捨離(だんしゃり)」って奴です。
「断捨離(だんしゃり)」ー
Wikipedia」によると、ヨガの「断行(だんぎょう)」、「捨行(しゃぎょう)」、「離行(りぎょう)」という考え方を応用して、
人生や日常生活に不要なモノを断つ、また捨てることで、モノへの執着から解放され、
身軽で快適な人生を手に入れようという考え・・・だそうです。

断=入ってくる要らない物を断つ
捨=家にずっとある要らない物を捨てる
離=物への執着から離れる

そんなに偉そうなことじゃないんですが、ともかく毎年使うものだけ出す衣替えで、
我が家にはたまりにたまった衣類がごっそりあって、
今年はとうとう衣替えをしようと思っても、しまう場所すらないという、のっぴきならない状態だったのです。

子供の洋服は、毎年サイズが変わるし1年でボロボロになるから、意外と毎年片付けをするんですが、
問題は大人の洋服。一度箪笥に入れてしまうと、着ない洋服は何年も「箪笥の肥やし」となって、居続ける羽目になります。
そんな洋服たちの多いこと多いこと。何年も前のコートや、ワンピース、サイズが変わって着れなくなったスーツ・・・。
「もったいない」と、捨てられずに取っておいた洋服を全て処分したら、何と45ℓのゴミ袋に10袋!
箪笥も衣装ケースもすっきりとして、冬の衣類を、余裕を持ってしまうことができました。

古くなったけど、思い出深いからと捨てられなかった洋服・・・。
だけど、流行りの形は毎年変わるし、色褪せたりしてしまって、実際はもう着ることなんてないんですよね。
それなのに残しておく・・・それはそのままその人の執着心を映し出していると思いました。


執着心があると、なかなか気持ちの切り替えもできず、
いつまでも心にモヤモヤが残っているのは、心にも身体にもいいことではありません。
物を整理することで、心も頭も整理されて,すっきりとした気持ちになったら、前向きに考えることができるようになります。

ゴミの日に、さすがに10袋出すのは恥ずかしくて、家族総出で3か所のゴミ捨て場に分けて捨てました。
捨てたら、気持ちも身体も、なんだかとってもすっきりして気持ちよかったです。
今週は、げた箱。
履けなくなった、ボロボロのサッカーシューズや運動靴。
かかとがすり減って腰痛を起こしそうな皮靴・・・。げた箱を占領していたそれらの靴を捨てる予定。

物を大切にすることは大切だけど、いらないものまで大切にすることではありません。
使うものは大切に使い、いらないものはさっさと処分する。
もしどうしても、もったいないと思うなら、リサイクルショップに売ったり、ボランティア団体に送るという手段もあります。
そういうものを上手に使って、今年の夏は気持ちよく迎えられるといいですね。

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