2012年7月27日金曜日

ただいま!

こんにちは。
暑さにフラフラとしてしまいそうですが、皆さんはお元気ですか?
先日、ようやくうちの先生がドイツより帰国しました。
ドイツのほうは、日本よりもとても寒かったようで、冬物を買って着ていたそうです。
時差ボケはないといっていた先生ですが
人間は,移動した時間よりも、移動した距離で疲労を感じるんだそうです。
だから、日本から9000キロもあるベルリンへ、移動をした先生の疲労は相当だと思いますが、
エネルギーのかたまりのような先生だから、そんなものはものともせずに、向こうでもこちらでも、
楽しそうに治療をしています。

先生の元気の素は、おいしい料理?
ドイツは、料理の質実剛健。
見た目以上に、味もいいです。
何だと思います?
実は豚の足です。
そのままゆでただけの、ダイナミックな料理ですが、
深みのある伝統料理です。



肉をたたいて、薄く伸ばしたものをフライにしたもの。

さて、ただいま、お腹冷え冷え警報発令中。
今年も、お腹に来る夏風邪や、咳がひどくなる夏風邪が流行っています。
みなさまの体調はいかがですか?

まずは舌をチェックしましょう。
もし、真っ白い苔が生えていたら、それはお腹冷え冷え警報。

毎日信じられないほどの暑さですが、
クーラーや冷飲食で冷えるのはもちろん、暴飲暴食などでお腹の調子が低下や
、睡眠不足、ストレスでもおなかは冷えます。

なかでも、一番よくあるのは汗による冷えです。
汗の働きは、体温を下げることだと、前回お話しましたが、
汗を掻きっぱなしでいると、汗のある場所の体温を放散しますから、当然お腹も冷えます。


暑いので、シャツやワンピースを一枚だけ着ている人も多いでしょう。
確かにとても涼しいのですが、
風通しのいいシャツの中で、汗がシャツの中に通る風に冷やされて、
お腹や背中を冷やしてしまいます。
ですから、シャツ1枚だけよりも、その下に、汗を吸ってくれる下着を一枚着ることをお勧めします。
でも、暑くてとても着れないという方は、タオルもしくはガーゼでもいいですから、
1枚おなかに入れてください。

はらまきもOKですが、あまり温めすぎると、今度はその中で汗を大量に掻いてしまいますから、
逆にその汗でおなかを冷やしてしまいます。


熱い夏だから冷えとは無関係とは思わず、夏だからこそ、冷え対策をちゃんとしましょうね。

2012年7月21日土曜日

夏風邪大丈夫ですか?

こんにちは。
殺人的な猛暑から、いきなり秋かと思うようなこの涼しさ。
2日のうちに10℃も変動があるなんて、身体がついていけませんよね。
ちまたでは、夏風邪がはやっていて、大人も子どももお熱を出したり、
お腹を壊す人が増えています。

先週、ご他聞に洩れず、私も夏風邪にダウンしました。
急な暑さでクーラーデビューした私、その風にもろに当たって、
うなじから頭にかけて「あれ?痛いなぁ・・・。まずいなぁ。」と思っているうちに、いきなり悪寒。
外は34℃であろうと、熱が38度を超えようと、寒いものは寒い。
悪寒のあるときは、本当に何をしても寒くて。
あの暑さの中、湯たんぽを2つかかえて、羽毛布団をかけておりました。

かなり強引な身体の温め方をしたので、
身体の中に入った冷たい風が一気に身体の外に出ようとして、
手足の指先に集まり抜けていくのがわかりました。
それが抜けると、身体のスイッチが切り替わるように熱さを感じて、
熱が滝のように出ると、その後は熱もすぐに下がりました。


短期間に怒涛のように身体の中を駆け抜けた風邪。
風邪の抜ける様子を、実感して、苦しいながらも、面白いなと思ったりして。
寒いと思うときは、外気や熱に惑わされず、
身体を温めることは大切だなと身をもって体験しました。

あ、でも、本当に強引な養生法なので、体力のない方や、小さなお子さんは気をつけてくださいね。
温めと冷やしの切り替え時期を見誤ると、かえって熱を篭らせてしまい、悪化させてしまいます。
それから、水やイオン水を、しっかり取ることも忘れずに。です。

風邪にはエキナセアが有効ですが、もし抗生剤を飲まれるのなら、控えてください。
また、身体に炎症や熱があるときは、エルダーがとても有効です。
エルダーは、抗炎症作用のあるハーブです。


さて、ドイツに旅立った先生は、
今週、スウェーデンのストックホルムに。
そこから、素敵な写真が届きましたよ。

向こうはとても魚介類がおいしいです。

スウェーデンはとてもいいところでした。


2012年7月13日金曜日

汗をかいたら・・・。

こんにちは。

昨日、うちの先生が、例年通りドイツ出張に旅立ちました。
いつも尊敬してやませんが、いないと余計にその存在の大きさを感じます。
留守番隊のスタッフは、気合を入れて先生の留守中を守っております。
この時期はスタッフにとっても、貴重な時間。
みなそれぞれ、ステップアップするために頑張っておりますので、よろしくお願いします。
来週は、先生のドイツの様子もお伝えできるかと思いますので、お楽しみに。

さて、今年も空梅雨かと思いきや、いきなり九州で集中豪雨。
ずいぶん大きな被害もでました。地方の皆さん大丈夫でしょうか?

今日は更に雲が北上して、本州も今夜から明日にかけて、不安定な天気になりそうです。
昨日の夜、サッカーの練習だったちびは、帰りにもろに振られて、まさに濡れ鼠状態で帰ってきました。
全身から水が滴り落ちて、まるでバケツの水をかぶった状態で、何かのコントの1シーンかと思いました(笑)
あそこまで濡れれば気持ちがいいかもしれません。

この雨で、濡れた方も多いでしょう。
濡れたらすぐに着替えをして、身体が冷えないように気をつけましょうね。

同じように、ムシムシと暑い日が続いて、汗で身体がべたべたになって気持ちが悪いですよね。
汗の最大の働きは、体温を下げることです。

暑さで熱が籠った身体から熱を出すとともに、その汗が気化することによって体表の熱も発散させます。
ですから、汗を掻いたままにしておくと、その部分の熱をどんどん発散させてしまうので、身体を冷やす結果になってしまいます。
おまけに、汗を掻くために汗腺を開いていますから、その穴から、冷えや風邪に容易に身体への侵入を許してしまいます。


よく、冷え症だと言っている方の多くは、汗を掻きやすい体質になっていますから注意が必要です。
また、クーラーなどで身体を冷やさないために、この時期も腹巻きやレッグウォーマーなどをつけている方も多いですが、
それをつけることによって掻いた汗をそのままにしておくと、防御したつもりで逆に冷えの侵入を許してしまいます。
汗をこまめに拭き取り、それができないなら、汗を掻きやすい場所にガーゼやタオルを一枚入れて、汗を吸い取ってもらいましょう。
また、お風呂にはいった後、最後に手足と顔に冷たい水を浴びると、毛穴を引き締めるので、おすすめです。